2007年 10月 28日
あらしの日 |
TIFFで個人的にはいちばん期待していた中国映画「西幹道」を見ました。
ストーリーはこれ以上シンプルにできないくらいにシンプル。だけど美しい映画でした。終了後の会場からの拍手はあたたかいもので、東京の観客がこの映画を好感をもって受け入れたことがよくわかりました。
李継賢監督は繊細でほんとに善良な感じの人。登場人物の丹念なキャラクター作り、垂直のラインがひっそり強調された映像が印象的でした。
偶然この日はPRESSパスが手に入ったのだけれど、台風のおかげでカメラを忘れてしまった! うう…せっかく主演女優の沈佳妮も来ていたのに!
2本目は六本木に移って、クロアチア・ドイツ・ボスニア合作映画の「アルミン」。
徹頭徹尾メランコリックな映画で、楽しみにしていた撮影地ザグレブの風景が出てこない…
テーマは伝わったものの、うーん…どうしてこういう映画にするかな…。
3本目、タミル語のマレーシア映画「砂利の道」。
これはいい作品でした。冒頭からおもしろかった。マレーシアのタミル人社会にも「ダウリ」があるんだなあ、とか、中国系とインド系の隣人たちの関係が描かれているところ(相互の会話はマレー語なんだ、と当たり前のことに納得)など、さまざまに興味深かったです。マジョリティであるマレー人が全然出てこないところに配慮が想像されます。同じ監督のもう一本「ダンシング・ベル」も見ればよかったと思いました。
きのうの被害、傘1本。
ストーリーはこれ以上シンプルにできないくらいにシンプル。だけど美しい映画でした。終了後の会場からの拍手はあたたかいもので、東京の観客がこの映画を好感をもって受け入れたことがよくわかりました。
李継賢監督は繊細でほんとに善良な感じの人。登場人物の丹念なキャラクター作り、垂直のラインがひっそり強調された映像が印象的でした。
偶然この日はPRESSパスが手に入ったのだけれど、台風のおかげでカメラを忘れてしまった! うう…せっかく主演女優の沈佳妮も来ていたのに!
2本目は六本木に移って、クロアチア・ドイツ・ボスニア合作映画の「アルミン」。
徹頭徹尾メランコリックな映画で、楽しみにしていた撮影地ザグレブの風景が出てこない…
テーマは伝わったものの、うーん…どうしてこういう映画にするかな…。
3本目、タミル語のマレーシア映画「砂利の道」。
これはいい作品でした。冒頭からおもしろかった。マレーシアのタミル人社会にも「ダウリ」があるんだなあ、とか、中国系とインド系の隣人たちの関係が描かれているところ(相互の会話はマレー語なんだ、と当たり前のことに納得)など、さまざまに興味深かったです。マジョリティであるマレー人が全然出てこないところに配慮が想像されます。同じ監督のもう一本「ダンシング・ベル」も見ればよかったと思いました。
きのうの被害、傘1本。
by rorobird
| 2007-10-28 09:08
| たまに映画