2007年 12月 29日
高僧に頭をなでてもらうの巻 |
こうしたものに目を瞠りながら階上へ上がると、この寺を代表する宝の安置された部屋に通されます。巡礼者たちの目当ても、その一枚のタンカ(仏画)です。
写真に寛大だった(夏だとそうでもないようですが)このタントゥク寺にあっても、真珠のタンカだけは撮影が許されません。それは繊細で本当に美しいものでした。
押し合いへし合いの巡礼者たちとともに次の狭い部屋に入ると、年長の高僧が窓近くにすわっていました。人々は僧に触れてもらおうと列をつくっていたのでした。
わたしにも触れていただけるだろうか…順番が来たのでお坊様に手を合わせ、頭を垂れました。すると、案外強い力でがしっと頭全体を1秒半ほどさわってくれたのです。
by rorobird
| 2007-12-29 19:53
| お出かけ