2010年 07月 29日
パタゴニア旅行記7 世界の果て |

ここに、世界で最も南を走る鉄道の駅があります。

マゼラン海峡を通り太平洋に抜ける海上ルートが知られるにつれ、フエゴ島は欧州列強の注目する土地となりました。アルゼンチン政府は南方領土の実効支配を固めるべく、戦略拠点ウシュアイア市の建設を急ぎます。そこで投入されたのが囚人労働力でした。19世紀末のことです。
監獄と木材供給地の森を結び、25kmにわたって囚人と看守と材木を輸送した鉄道は、1947年の監獄閉鎖とともにいったんうち捨てられますが、1994年、その一部を復元するかたちでこの列車の運行が開始されたのです。


ここからは、まさにこの世の果てを思わせるモノクロームの車窓風景をご覧に入れます。

過酷な環境での強制労働によって、おそらく多くの死者が出たことでしょう。






by rorobird | 2010-07-29 09:17 | お出かけ

